眼科特別外来ophthalmology

眼科特別外来

犬・猫の眼科特別外来

わんちゃん・ねこちゃんと暮らしている中で、「目やに」や「目が赤い」など目のトラブルを見つけることがありますよね。わんちゃん・ねこちゃん自身では自覚症状が以前からあり、見逃しているトラブルのサインが隠れているかもしれません。診察が必要かチェックしていきましょう。

当院では眼科診療に力を入れている大久保先生隔週月曜日にお招きしております。豊富な経験値と高い技術丁寧に寄り添った診察を実施しております。気になる症状や不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

今月の実施日はこちら▶▷3/10、24、隔週月曜日となっております。
来月の実施日はこちら▶▷4/7、21、隔週月曜日となっております。
5月の実施日はこちら▶▷5/5、19、隔週月曜日となっております。

チェックリスト

  • 目やにの色は何色ですか?
  • 目やにの臭いはしますか?
  • 目やにや涙の量はいつもと違いますか?
  • 目を床にこすりつけたり掻いたりしてますか?
  • 目の周りが赤くなっていますか?
  • 目が白くなっていますか?

どんな目やにだったら病院に行った方がいい?

目やにの状態から目のトラブルを見つけられるかもしれません。わんちゃん・ねこちゃんの目のケアをしながらチェックしてあげましょう。

目やにの原因は?

目やには、生理現象のひとつで目の中のほこりなどのゴミと老廃物が涙で流れて固まったものです。もしくは、目に傷がついていたり病気によって出てしまうこともあります。

正常な目やにの色

犬の目やに茶色、黒色、グレー、白色
猫の目やに茶色、黒色

病院に行った方がいい目やにの色

犬の目やに緑色、黄色
猫の目やに緑色、黄色、ねっとりした白っぽい色

このような色の目やにが出ているときは、炎症を起こしていたり、感染症の可能性があります。ただし、「茶色」や「黒色」の目やにだったとしても、いつもより量が多かったり、目が開きづらいような仕草をしているときは、何か不調が隠れているかもしれません。診察・ご相談にお越しいただくことをおすすめします。

目やにの取り方

濡らしたガーゼもしくはコットンで優しく拭き取ってください。固まっていて取りづらい目やにはふやかしながら取ってあげると、わんちゃんねこちゃんも痛くないです。人間用のウェットティッシュを使う時はアルコール成分が含まれていたりするので、ペット用のものを使うことをおすすめします。また、ティッシュペーパーは繊維が荒く目を傷つけてしまう可能性があるので、使わないでください。

目薬のさし方のコツ

  • 猫の背後から顔を支えてください
  • 目薬を持っている手の小指で瞼を軽く上げて、猫に目薬が見えないように後ろからさします。
  • 最後にガーゼで目の周りに残った目薬を拭きとります。

当院での目の検査方法

眼圧検査緑内障(眼圧上昇)やぶどう膜炎(眼圧低下)などの診断ができます。
散瞳・眼底検査散瞳を行い、眼底(目の一番ふかいところ)を観察します。網膜疾患などを診断します。
シルマー検査試験紙を使って涙の量を調べることで、ドライアイや乾性角結膜炎などを診断します。
角膜染色検査角膜を特殊な染色液で染めることで、角膜の涙のバランスを観察し、角膜の傷や角膜潰瘍などを診断します。
スリット検査目の細部を拡大して、角膜の傷の深さを診たり白内障の進行程度など様々な情報を収集します。

目の病気にかかりやすい犬種・猫種

● 犬種(特に短頭種)
シーズー、パグ、フレンチブルドック、ボストンテリア、
ペキニーズ、キャバリアなど
● 猫種(特に短頭種)
ペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチック・ショートヘア
スコティッシュ・フォールド、マンチカンなど

短頭種は目が大きく、鼻が短いという特徴があります。そのため目にゴミが入りやすく、傷つけやすいので目の病気になりやすい傾向にあります

■ 眼科特別外来の先生をご紹介:隔週月曜日受付中

眼科特別外来担当医:大久保 先生

獣医歴27年目

<大久保先生からの一言>

飼い主様が進行しないと気づかない目の病気には先天性・遺伝性眼疾患、ドライアイ、アレルギー性疾患、初発白内障、ブドウ膜炎、緑内障、網膜及び硝子体疾患、高血圧症・高脂血症・ホルモン性など全身疾患からくる眼疾患があります。早期発見には6カ月~3歳の若齢期と病気の増加する中高齢期がタイミングと考えます。目の見える暮らしを守るために、気になることや不安なんことがございましたら、お気軽になんでもご相談ください。

■ご予約方法

ご予約の際は当院までお電話ください。

当院の電話番号:03-3726-1299