猫の診療室とはinformation

猫の診療室とは

多くの飼主様のご要望にお応えし、病院の下のフロア(旧テラス)が猫ちゃん専用スペースとして生まれ変わりました。ネコちゃんがワンちゃんと会うことがないため、ストレスなく待ち時間を過ごせ、診療を受けていただくことができます。また、当院ではシャー猫ちゃんも受け入れております。要予約です。ご予約はお気軽に以下の電話番号までお電話ください。

猫ちゃんにとって、できるだけ負担の少ない診療を

猫ちゃんにとって、動物病院への通院は大きなストレスになることがあります。キャリーに入ること、知らない場所やにおい、ほかの動物の気配、知らない人に体を触られること。私たちには何気ないことでも、猫ちゃんにとっては不安や緊張につながることがあります。

つばさ動物病院では、そんな猫ちゃんの特性を考え、猫ちゃんができるだけ安心して過ごせる診療環境と、猫ちゃんの気持ちに配慮した診療を大切にしています。病気を診ることはもちろん、その子がこれからも安心して動物病院に通えるように。猫ちゃんとご家族にとって、無理のない診療を一緒に考えていきます。

「猫にやさしい病院」GOLD認定

つばさ動物病院は、猫にやさしい動物病院として、キャット・フレンドリー・クリニック(Cat Friendly Clinic)のGOLD認定を受けています。

イギリスに本部がある国際的な猫の学会です。世界中で猫に優しい病院作りの為に、学術情報の普及や学会の開催など様々な情報発信・取組みを行っている団体です。

猫ちゃん専用の入り口

ワンちゃんと入口が分かれているため、基本的にはワンちゃんと出会うことなく、病院に入っていただくことができます。

猫ちゃん専用の待合室

猫ちゃんのためだけの待合室があります。落ち着いて過ごしていただくことができます。

猫ちゃん専用の診療室

診療室も猫ちゃん専用!最後までワンちゃんと出会うことがないため、ストレスを感じることなくお帰りいただくことができます。

猫ちゃんの気持ちを考えながら診察します

猫ちゃんのストレスを減らすためには、専用の設備だけでは十分ではありません。診察室での接し方も大切です。怖がっている猫ちゃんを無理に動かしたり、必要以上に強く押さえたりすると、その日は診察できても、「動物病院は怖い場所」という経験が残ってしまうことがあります。

そのため当院では、その子の性格や表情、姿勢、動きなどを確認しながら、できるだけ負担の少ない方法で診療を進めることを大切にしています。

「怒る猫」ではなく、「怖がっている猫」かもしれません

  • 診察室でシャーッと威嚇する。
  • 手が出る。
  • 噛もうとする。

そんな様子を見ると、「うちの子は怒りっぽいから」「病院では凶暴になってしまうから」と思われるかもしれません。

でも、それは猫ちゃんからの、

「怖い」
「近づかないで」
「逃げたい」

というサインかもしれません。
当院では、こうした反応も猫ちゃんからの大切なサインとして受け止め、「どうすればその子の恐怖や緊張を減らせるか」を考えながら診療します。

「来院前投薬」という選択肢

ご自宅からできるストレス対策

動物病院への恐怖や緊張が強い猫ちゃんには、来院前投薬(PVP:Pre-Visit Pharmaceuticals)をご提案することがあります。来院前投薬とは、獣医師の指示のもと、来院前にご自宅でお薬を飲んでもらい、不安や緊張を和らげた状態で来院していただく方法です。

「診察室で暴れてしまったらどうしよう」
「毎回何人かで押さえないと診察できない」
「怖がって十分な診察や検査ができない」

そんな猫ちゃんにも、無理に我慢してもらう以外の選択肢があります。

来院前投薬というと、「暴れないようにするためのお薬」というイメージを持たれるかもしれません。しかし、一番の目的は、猫ちゃん自身が感じる恐怖や不安をできるだけ小さくすることです。強い緊張状態で無理に診察を続けると、その日の負担だけではなく、次回以降の通院をさらに怖がるようになることもあります。

来院する前から不安や緊張を和らげることで、猫ちゃんの負担を減らしながら、必要な診察や検査につなげていきます。

こんな猫ちゃんはご相談ください

  • キャリーに入れるのがとても大変
  • 移動中に強く鳴いたり興奮したりする
  • 病院に着くと震えたり固まったりする
  • 診察室で強く威嚇する、噛もうとする
  • 怖がって十分な診察や検査ができない
  • 過去の通院で強いストレスを感じたことがある

その子の性格や健康状態、これまでの通院時の様子などを確認しながら、来院前投薬を使用するか獣医師が判断します。

※お薬の種類や使用方法は猫ちゃんによって異なります。必ず獣医師の指示に従って使用してください。

ご自宅からできる、猫ちゃんの通院ストレス対策

ちょっとした工夫でも、通院時の猫ちゃんの負担を減らせることがあります。

キャリーは普段から身近な場所に

通院するときだけキャリーを出すと、「キャリー=病院」と覚えてしまうことがあります。普段からお部屋に置き、中にお気に入りのタオルや毛布を入れるなど、安心できる場所として慣れてもらいましょう。

無理やりキャリーへ押し込まない

追いかけて捕まえたり、狭い入口から無理に押し込んだりすると、来院前から緊張が高まってしまいます。上部が開くタイプや、上下を分けられるタイプのキャリーは、猫ちゃんを出し入れしやすく、診察時にも便利です。

移動中は外からの刺激を少なく

周囲の景色や音に緊張してしまう猫ちゃんもいます。キャリーをタオルなどで覆い、外からの刺激を少なくしてあげることで落ち着きやすくなることがあります。

車ではキャリーを固定しましょう

車内でキャリーが動くと猫ちゃんが不安になるだけでなく、安全面でも危険です。キャリーが動かないよう、しっかり固定してご来院ください。

「病気になったら行く場所」だけにしないために

病院が苦手な猫ちゃんほど、飼い主様も「できるだけ病院へ連れて行きたくない」と思ってしまうかもしれません。しかし、猫ちゃんは体調の変化を表に出しにくい動物です。だからこそ、病気になったときだけではなく、予防や健康診断などを通して、元気なときから健康状態を確認しておくことも大切です。

子猫の頃から少しずつ病院の環境やスタッフに慣れてもらいながら、その子に合った無理のない健康管理を一緒に考えていきます。

診療だけでなく、日常のケアもサポートします

猫のトリミング

当院では、ネコちゃんのシャンプー・カットを承っています。トリミングの際に獣医師による健康チェックも同時に行っており、動物病院併設のため、耳や皮膚のトラブルを見つけた際のケアも万全です。病気の予防や皮膚の健康維持のためにも、ぜひお気軽にトリミングをご利用ください。(猫ちゃんの性格によって実施できる範囲が異なります)

ペットホテル

猫ちゃんにも飼い主様にも“安心”なペットホテルをご用意しました。猫ちゃんが飼主様と離れていても安心して滞在期間を過ごせるよう、広い2タイプのお部屋もご用意しております。(通常のお部屋もございます)

猫の本を100冊以上そろえた「猫の図書館」

当院では、猫ちゃんの飼い主様にもっと気軽に立ち寄っていただけるよう、猫に関する書籍を100冊以上そろえた「猫の図書館」を設けています。病気や健康についての本だけでなく、猫の写真集や豆知識、マンガなど、猫ちゃんとの暮らしをもっと楽しめる本もそろえています。院内の書籍は、神保町の猫専門書店「にゃんこ堂」がセレクトした「ニャンダフルな猫の本100選」に紹介されている100冊をそろえています。

猫ちゃんは体調不良を隠すことがあり、病気が進んでから来院されるケースも少なくありません。だからこそ私たちは、動物病院を「病気になったら行く場所」だけではなく、元気なときから猫ちゃんについて知り、気軽に相談できる場所にしたいと考えています。

猫ちゃんの健康を、さまざまな角度からサポート

猫の予防・健康管理

室内で暮らす猫ちゃんにも、感染症や寄生虫への備えは必要です。混合ワクチンやフィラリア、ノミ・マダニ予防をはじめ、日頃の健康管理についてご案内します。

子猫を迎えた方へ

子猫の最初の1年間は、体も心も大きく成長する大切な時期です。予防だけでなく、体重や食事、歯、耳、皮膚など、その時期ならではの変化を一緒に確認していきます。

猫の検査・健康診断

猫ちゃんは体調の変化を隠すことがあります。症状が出てから調べるだけではなく、元気なうちから健康状態を確認しておくことも大切です。

猫の病気・症状

「食欲がない」「吐く」「水をよく飲む」「尿が出にくい」など、気になる症状や猫ちゃんに多い病気についてご紹介します。いつもと違う様子が見られた場合は、早めにご相談ください。

よくあるご質問

Q. 犬が苦手なのですが、犬と一緒に待つことになりますか?

当院では、猫ちゃん専用の入口・待合室・診察室をご用意しています。できるだけワンちゃんと顔を合わせることなく診療を受けていただける環境を整えています。

Q. 病院で怖がったり、怒ったりしてしまう猫でも診てもらえますか?

はい。猫ちゃんの緊張や恐怖の程度を確認しながら、できるだけ負担の少ない方法で診療を進めます。過去の診察で強く威嚇した、噛んでしまった、十分な診察や検査ができなかったなどがあれば、事前にお知らせください。必要に応じて、来院前投薬(PVP)をご提案することもあります。

Q. 完全室内飼いでも予防は必要ですか?

室内で暮らしている猫ちゃんにも、感染症や寄生虫のリスクがあります。生活環境や年齢などによって必要な予防は異なりますので、その子に合わせてご提案します。

Q. 元気でも健康診断は受けた方がよいですか?

猫ちゃんは体調不良を隠すことがあり、見た目には元気でも体の中で変化が起きていることがあります。元気なうちから定期的に健康状態を確認しておくことで、小さな変化や病気の早期発見につながります。

猫ちゃんの「いつも」を知っている病院へ

猫ちゃんにも、それぞれ個性があります。人が好きな子、怖がりな子、緊張すると固まってしまう子、触られることが苦手な子。つばさ動物病院では、病気だけを見るのではなく、その子の性格や普段の様子も含めて知っていくことを大切にしています。

猫専用の診療環境、猫ちゃんの気持ちに配慮した診察、そして必要に応じた来院前投薬。その子に合った方法を、ご家族と一緒に考えていきます。

子猫の頃からシニア期まで、猫ちゃんとご家族が安心して相談できるかかりつけ動物病院を目指しています。